VII. App versioning
一貫性を保つためにアプリのビルド番号とバージョン番号を自動採番する
GitHub で編集するバージョンとビルド番号は特定のアプリの App Store 提出の一意の識別子
- バージョン番号(
CFBundleShortVersionString
) - Xcode ではVersion
と表示されていてマーケティングバージョンとも呼ばれます。エンドユーザーに表示されるバージョンでリリースごとにインクリメントする必要があります。 - ビルド番号(
CFBundleVersion
) - Xcode ではBuild
と表示されるインクリメント番号です。
今日の iOS アプリ開発プロセスではこれらの番号を手動で変更する必要はありません。代わりに、バージョンを最新に保つ信頼性のある自動化されたシステムが必要です。
サードパーティー製ツールを使う必要はありません。Xcode には agvtool
というビルトインのツールがあります。(詳細)
最初に Xcode プロジェクトの Versioning System
を有効にすると、次のコマンドを使用できます。
# Update the version number (CFBundleShortVersionString)
agvtool new-marketing-version 2.0
# Update the build number (CFBundleVersion) to the next one
agvtool next-version -all
デプロイメントツール fastlane を使うのであれば、開発ステップの一部としてバージョンを自動であげるために increment_version_number と increment_build_number を使うことができます。
例 Fastfile
:
lane :beta do
increment_build_number
build_ios_app
testflight
end